Episode 7 比較-ピアノ少年の劣等感-☆

Episode 7 比較-ピアノ少年の劣等感-1

前回までのストーリーはこちら
学長・東郷ユウヤの物語☆

俺はよく思う。

比較ってのは、最悪だ。

皆、それぞれに良さがある。

その良さを見つけられれば、人はその部分をどんどん伸ばしていく。

俺がこれまでの友人関係や、ヨガとストリートダンスの講師として
様々な人と向き合ってきた上での事実なので、絶対に間違いない。

でも、人は比べたがるのだ。

「あの人よりも、あの人の方が出来るよ。」

と。

それがライバル関係なら、まだ燃える事も出来るかもしれない。

大体、実力が拮抗しているもの同士だから。

だが、明らかに出来の違う兄弟となると、話は別だ。

俺が感銘を受けたドラマ・未成年では、出来過ぎた兄を持つ弟が
劣等感に苦しみ、投げやりな日々を送っているが、この逆パターン
つまり、出来過ぎた弟を持つ兄となると、更に最悪な結末へと進む。

俺は小学校の高学年頃から、こればかり言われるようになった。

「弟の方が・・・。」

これは、高校を卒業するくらいまで、ずーっと続くのである。

Episode 7 比較-ピアノ少年の劣等感-2

俺がピアノを習っていた頃の教材は、バイエル
ブルグミュラー・ソナチネ・ソナタの順番で進む。

それぞれの曲に番号が付いていて、ソナチネやソナタになると
順番通りに進んで行くのではなく、奏者の適正を見て、課題の
曲が決まったりするのだが、バイエルやブルグミュラーあたりは
最初から、順番に進んで行き、先生にOKを貰えると、次へ進む。

当然、弟よりも、俺の方が早く始めたので、先に進んでいる。

俺がブルグミュラーの7番くらいなら、弟はバイエルの最後の方みたいな。

だが、いつの頃からか、弟が進むスピードは、日に日に早くなっていった。

気が付けば、俺がブルグミュラーの15番なら、弟は13番みたいな感じ。

子供の頃は、弟に抜かれるというのは、特に嫌なものだ。

しかし、飲み込みの早さは、誰が見ても分かる程、俺と弟では、差があった。

ピアノの練習は、最初に音譜を読んで、音を弾けるようにする。

次に、表現を付けていく。

歌や他の楽器でも、これは同じだと思う。

その音譜を読んで、弾けるようにする段階が、俺よりも、弟は各段に早かった。

俺は1曲の音譜を、1週間以上、掛かっても、中々、弾けるようにならない。

弟は2~3日くらいで終わらせて、即、次へと進む。

当然だが、少しして、課題も追い付かれ、終いには、抜かれてしまった。

更に暫く経つと、俺が練習をしていたら、弟が隣で間違いを指摘し始める。

「そことそこ、間違ってんで。」
「そこも違ってる、こうやって。」


そう言われる度に、俺は、激しい怒りと屈辱感を覚えるようになった。

Episode 7 比較-ピアノ少年の劣等感-3

今、思い返すと、心の狭い兄だったのだろうか。

俺は、そうは思わない。

大人になってから考えると、大した事がなくても、当時は今よりも
もっともっと、小さな心で、その出来事を受け止めているのだから。

まだ、挫折の経験も無い、小学生の頃の弟は、1つ違いの
兄に対して、そこまでの配慮は出来なかったのだろうと思う。

○○に関しては、兄の方が出来て
○○に関しては、弟の方が出来る。


そんな風に、長所がそれぞれにあれば、俺も気にならなかったかもしれない。

だが、悲しい事に、勉強やスポーツ等、他の面においても、全て、弟が上だった。

ピアノだけじゃない。

全てにおいて、周りよりも、飲み込みが早いのだ。

俺は真逆であり、全てにおいて、周りよりも、時間が掛かる。

次第に、学校でも、その事について、言われ始めるようになった。

音楽室でピアノを弾けば

同級生①「凄いね!」
同級生②「あ、でも。」

東郷「!?」
同級生②「弟はもっと凄いねんな(^^)」

と、言われる始末。

俺は、球技が苦手だったので、体育の授業で、ミスをすると

同級生③「東郷は運動神経が悪いからな。」
同級生④「でも、弟はめっちゃいいらしいで!」


と、言われる有様。

勉強でも、出来る教科と出来ない教科の差が
激しいので、テストで悪い点数を取ろうもんなら

先生「弟は、めっちゃ成績いいらしいけどな。」

とまぁ、何かにつけて、こんな感じ。

言っている方は、特に深い考えも無く、言っているのかもしれないが
言われている側は、何を頑張ってもこれじゃあ、地獄に叩き落される。

俺は、この経験から思うのだが、もし、今、幼い兄弟や姉妹を育てていて
両者に優劣を付けるような、比較をしているのだとしたら、その親はアホだ。

即刻、考えを改めた方が良いと思う。

その行動は、近い将来、必ず、悲劇を生むからだ。

Episode 7 比較-ピアノ少年の劣等感-4

俺は、次第にこう考えるようになっていった。

同じ両親から、出来る奴と出来ない奴が生まれるのは、何故か。

それは、両親の良いところを、弟が受け継いだから。

その残りカスを受け継いだのが、俺なのだと。

【次回予告】

弟が兄より勝っていたのは、音楽・運動・勉強だけじゃない。

このスクールに関連している事・・・。

そう、モテに関しても、同じだったのだ!

次号、人生で1番、しょうもない、小5の時のバレンタイン編(笑)

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学長・東郷ユウヤの物語2

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プロフィール

東郷ユウヤ

Author:東郷ユウヤ
恋愛アドバイザー
モテ女人生開幕塾塾長

兵庫県在住 35歳

素朴な女性にはモテるが華やかで垢抜けた女性にはモテなかった私(泣)

そんな状況を打破する為に、ストリート・クラブ・パーティー・合コン等、好みの女性だけを相手に実践を繰り返し、数え切れない女性に断られ、振られ、痛みを乗り越えながら、自身の恋愛力を磨き上げてきた。

東郷ユウヤの提唱する恋愛論は生まれ付いた資質でモテるリア充には、決して、伝えられない破壊力がある(笑)

現在進行形で、実践中(笑)の恋愛スキルを基に男性目線で見た、女性の恋愛を、一般論ではなく、個々の性質・性格に合わせて、徹底的にサポート!

机上の空論では学ぶ事の出来ない、生々しい男女の真実をお伝えしながら、あなたが理想とする恋愛・結婚が叶うまで、本気で向き合う事を約束します(^^)

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